形態・特徴 | 体はピンク色。背鰭や臀鰭の縁辺部は暗色で、水深の深い所の個体ほどこの暗色が強い傾向がある。胸鰭の下部の伸長した軟条には味蕾があることが知られており、これを使って海底の餌を探す。類似種のトゲビクニンは最大体長が約10cmと小さく、背鰭軟条数が52-55と少ない。生息場所も異なるようである。 |
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分布 | 日本海。 |
生息環境 | 水深150-1345m。水深500m以深に多い。 |
その他 | 本種を含めた類似種は長らく分類が混乱していたが、近年の研究により、日本近海には海域ごとに形態・遺伝子が異なる4種が分布することが分かり、それぞれオホーツク海のサケビクニン、日本海のザラビクニン・トゲビクニン、太平洋のアオビクニンとして再記載された。 |
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