形態・特徴 | 日本産ダンゴウオ科魚類は本種を除いて10cmに満たない小型種が多いが、本種は全長40cmにもなる大型種。腹鰭は吸盤状になっている。体は柔軟かつ円滑ですべすべしている。臀鰭基底は短く、6~9軟条。第1背鰭は5~6棘あるが、皮膚下に埋没しておいる。第2背鰭は8~12軟条。体色は雌で黒っぽく、雄で黄色味を帯びる。 |
---|---|
分布 | 神奈川県三崎・若狭湾以北。~オホーツク海、ベーリング海、カナダ・ブリティッシュコロンビア。 |
生息環境 | 普段は水深100~200mに生息するが、産卵期の12~4月には浅海の岩礁域にやってくる。雄は卵塊を守る習性が知られている。また、ベーリング海では夏季には表中層を泳ぐという。 |
地方名 | ゴッコ(青森県、山形県)、ホデイオ・ホデ・イワフッツギ・シナダギ(山形県) |
その他 | 北海道では本種を鍋にしたものを「ゴッコ煮」と呼び、珍重する。 |
食味レビュー |
食味レビューを見る 食味レビューを投稿する |