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カジカ大卵型

Cottus pollux (Günther, 1873)

形態・特徴 カジカという種には大卵型と小卵型の2種が含まれており、さらに近縁で琵琶湖固有のウツセミカジカとの3種に分けられることが多かった。
近年、カジカ小卵型とされていた個体群のうち、主に日本海側に分布するものについては、卵が幾分大きく、太平洋側の個体群と遺伝的に別種とみなされるほどの分化を遂げていることが判明した。このことから、この日本海側に分布するものはカジカ中卵型と呼ばれ別種とみなし区別されている。
一方、太平洋側に分布するカジカ小卵型と琵琶湖固有のウツセミカジカには遺伝的な差が僅かにしかないことが判明した。このことから、カジカ小卵型はウツセミカジカの種内変異群として位置づけられるようになった。
本種は、他の日本産の淡水域に生息するカジカ科魚類と比較し、前鰓蓋骨棘は1本であること、胸鰭軟条は分枝せず12~14軟条であること、頭部や第1背鰭下に顕著な暗色帯がないこと、腹鰭にも顕著な斑紋がないことなどが特徴である。
分布 本州、四国、九州北西部。
生息環境 河川陸封型とも呼ばれ、海へ降下することなく河川で一生を過ごす。河川の上・中流域の石礫底の隙間に生息する。
食性 肉食性で、水生昆虫が主な餌となっている。
その他 郷土料理に欠かせない存在であり、日本の里地里山における貴重なタンパク源として珍重してきた種である。但し、水質の悪化に弱く、環境省では準絶滅危惧種にカテゴリーされている。指標種とされることもあり、近縁種を含めたカジカ類を呼び戻す地域活動が行われている場所もある。
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