形態・特徴 | 歯は円錐歯のみであり、体色はその名の通り黄色っぽい。体側背部に黄色斑が3つあり、鰭は赤い。側線上方の背鰭棘条部中央下横列鱗数は4.5枚で側線鱗数は46~50枚である。 |
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分布 | 琉球列島をのぞく南日本。朝鮮半島南部、東シナ海、台湾。大陸棚縁辺域。 |
生息環境 | 水深50~200mの沖合いの砂礫底に生息する。 |
食性 | 甲殻類、多毛類、軟体動物などを食べる。 |
地方名 | キンコデ・キンキラコデ・キンカラ・キンデ・キンキン(山形県)、レンコダイ(福島県いわき市、茨城県日立市、神奈川県、静岡県、石川県加賀市、福井県嶺北、愛知県、三重県、大阪府、和歌山県、兵庫県香美町、岡山県、広島県、島根県、山口県、高知県、福岡県、長崎県、熊本県、沖縄県八重山)、レンコ(静岡県伊豆・中西部、石川県珠洲市、三重県、京都府丹後、兵庫県但馬、高知県、福岡県、長崎県)、熊本県北部)、レンコウ(静岡県伊豆)、レンコンダイ(静岡県中西部、単なる間違いか?)、メッキダイ(石川県金沢市、福井県小浜市)、ベンダイ・ジョッケンダイ(石川県能登)、チメンレンコ(小小、石川県珠洲市)、ベンツキダイ(石川県能登町)、メッキ(石川県七尾市)、タイ・テエ(静岡県伊豆)、アカメ・バンジロ(京都府丹後)、バジロ・バジロダイ(山口県下関市・山陽小野田市)、ハジロ(山口県下関市)、バラシバ(幼魚、長崎県長崎市)、キタイ(熊本県水俣市)、コデ(鹿児島県枕崎市)、フカヤーマジク(沖縄県本島)、マーダイ(沖縄県宮古島市)
参考:https://gyomei.zukan.com/?p=1577394207 |
その他 | 産卵期は初夏と秋の2回とされ、クロダイ属魚類のように雌雄同体の両性魚であり、雄と機能した後に雌へ性転換を行う事例が知られている。しかし、本来は雌雄異体であるという説もある。
マダイと同じような食味であるが、マダイよりも安価であるため、正月でのお頭付きのタイの塩焼きとして代用されていることも多い。 |
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