イトオコゼ

Minous quincarinatus (Fowler, 1934)

形態・特徴 ヒメオコゼに似ているが、背鰭軟条数が12-14とやや多く、背鰭軟条の黒色斑をもたず、尾鰭に斑紋がないこと、涙骨の2番目の棘は短く下方を向くことで区別できる。ヤセオコゼは胸鰭軟条数が9-11、尾鰭に小黒色点があることなどにより区別できる。体長10cm前後の小型種である。
生息環境 水深30-100mに多く生息し、これより深い場所では少ない。水深140mまで漁獲される。
食性 同属他種と同様甲殻類を主に捕食する。
その他 小型種で食用にされていない。頭部の棘や鰭棘に毒があるといわれている。
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