形態・特徴 | 背鰭棘数は12で、これらには毒があり、刺されると痛い。胸鰭の鰭膜は短く、胸鰭軟条の先端付近にまで達しない。キミオコゼに似ているが、胸部に黒色斑をもつ。ミズヒキミノカサゴとは背鰭棘数が少なく(ミズヒキミノカサゴでは13が多い)、胸鰭の鰭膜に3-17個の斑点があり、軟条は一様に赤色または白色である(ミズヒキミノカサゴでは6-24個の斑点があり、軟条に縞模様がある)ことで区別できる。体長15cmほど。 |
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分布 | 紀伊半島以南、小笠原諸島。~インド・太平洋域。水深50m以浅の岩礁・サンゴ礁域および礁湖に生息する。 |
生息環境 | 水深50m以浅にすむ。沿岸の岩礁域や、サンゴ礁域に生息する普通種。 |
食性 | 小魚やエビなどの甲殻類を捕食する。 |
その他 | 主に観賞魚として流通する。日本国内ではネッタイミノカサゴとされていたものには2種が含まれたが、松沼・本村(2011)により整理された。 |
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