形態・特徴 | ミノカサゴ属の魚に似るが、胸鰭のうち上部の軟条が分岐する。背鰭棘は13棘で、強い毒をもつ。吻端には3対の皮弁がある。眼上の皮弁は顕著で長い。体側には暗褐色横帯がある。体長18cm。 |
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分布 | 南日本。南太平洋、アフリカ東岸、紅海。岩礁、珊瑚礁域にすむ。 |
生息環境 | 沿岸の岩礁域や、サンゴ礁域に生息する普通種。琉球列島には多いが、本州南部や四国黒潮域の岩礁にもしばしばみられる。 |
食性 | 小魚やエビなどの甲殻類を捕食する。 |
その他 | 卵は寒天状のものにつつまれて保護される。刺網、定置網で漁獲されるが、九州以北ではミノカサゴやハナミノカサゴほど食用にはなっていない。沖縄では食用にする。美しい色彩であまり大型にならないことから、観賞魚としても人気。 |
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