形態・特徴 | 胸鰭が長く、その先端が臀鰭後端を越えること。腹鰭も長く、その先端が臀鰭基部を越えること。胸鰭の上の2軟条が不分枝であること。胸鰭や背鰭が暗色でないことなどで他のトビウオ科魚類と区別できる。 |
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分布 | 南日本。台湾東部沿岸。沿岸から外洋の表層を遊泳する。 |
生息環境 | 沿岸域の表層を回遊する。 |
食性 | 動物プランクトン食性。 |
食味・料理 | アゴん子の煮付け(新潟県佐渡島)、アゴ竹輪(鳥取県中部)、丸干し(長崎県)、月揚げ(鹿児島県屋久島) |
地方名 | トビオ(青森県、秋田県、宮城県仙台市、福島県、茨城県大洗町)、トビヨ(青森県、秋田県、岩手県、福島県、茨城県大洗町)、トビ(茨城県ひたちなか市、東京都伊豆諸島新島、新潟県、石川県、鹿児島県)、クサイ(宮城県仙台市・気仙沼市)、ツバメウオ(茨城県水戸市・大洗町、愛媛県)、アゴ(新潟県、石川県、京都府丹後、鳥取県、島根県、山口県、福岡県、長崎県、鹿児島県)、ネコマタギ(石川県)、マトビ(静岡県伊豆)、ツバクロウオ・メチカアゴ(山口県)、ブゼンヲチ(山口県周防)、アゴビレ・アンゴ(長崎県対馬市)、トッビョ・トービ・トピィー・トッピー・チュウトビ(鹿児島県屋久島)、ホントビ(鹿児島県口永良部島)、トゥブー(沖縄県南城市) 【小型の呼称として】アゴ(新潟県、鹿児島県)、サガマー (鹿児島県喜界島)
参考:https://gyomei.zukan.com/?p=1577393443 |
その他 | 産卵期は初夏といわれている。水産利用もされており、伊豆諸島の名産品の“クサヤ”や島根県と兵庫県で名産のチクワ、さらには九州地方南部での名産である薩摩揚げといった郷土料理で欠かせない。もちろん、刺身や塩焼きなどで賞味されることもあり、初夏~夏が旬といわれる。 |
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