分布 | 和歌山県や鹿児島県から記録されているが、静岡県以南の太平洋岸に広くみられるのではないかと思われる。海外では南シナ海からインドネシア。 |
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特徴 | オキナヒメジやホウライヒメジににた種類で吻部から体側にかけて3本の縦帯が入るが、体側の黄色の縦帯があることなどの特徴で見分けられる。ホウライヒメジなどで見られる尾柄部の暗色斑は本種では目立たない。全長20cmを超える。 |
生息環境 | 沿岸の砂地やその周辺の岩礁域に生息している。 |
食性 | 本種は動物食性で、底生動物や小魚などを捕食しているのではないかと考えられる。 |
その他 | 近年に西日本の太平洋岸で本種と思われる魚が撮影されていたが最近になりようやく和名がついた種類である。本種の解説の記述については、以下の文献を参考にした。
田代郷国・本村浩之. 2015. 鹿児島県初記録のヒメジ科魚類ミナベヒメジParupeneus biaculeatusおよびホウライヒメジParupeneus ciliatusとの形態学的比較. Nature of Kagoshima 41:133-137. |