形態・特徴 | 側線有孔鱗数は28~30。鰓蓋膜の暗色域は主鰓蓋棘の僅か下までにある。体長25cmになり、本属魚種としては大型。下顎はかなり突き出し、ヨゴレマツカサやナミマツカサと区別できる。本種の歯塊は1対で、マルマツカサとも区別できる。 |
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分布 | 小笠原、琉球列島以南。~インド・太平洋域。おもに珊瑚礁にすむ。 |
生息環境 | サンゴ礁域や岩礁域に生息する。昼間は岩孔やサンゴの下などに隠れるが、夜間に出てきて活発に泳ぐ。 |
食性 | 肉食性。夜間に甲殻類や小魚などを捕食する。 |
地方名 | マシン(鹿児島県喜界島)、ミンタマーアカイユー(沖縄県本島)、ミンタマアカイユ(沖縄県糸満市)、ミンタマーユー(沖縄県国頭村)、アカユー(沖縄県久米島町)、イスアカユ・ウフミーアカイユー(沖縄県宮古島市)、サルガハーユー(沖縄県宮古島市狩俣)、ミーブタアカユー(沖縄県宮古島市久貝)、ミンダナー・アカイユー(沖縄県八重山) |
その他 | 本種を含むアカマツカサ属魚類の分類は混乱している。本種の分布域は本州中部以南とされるが、本種は日本では小笠原諸島と琉球列島のみに分布するものとされ、南日本太平洋側に広く生息するものは別種ナミマツカサとされ、1996年に記載された。 |
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