形態・特徴 | 従来の「ササノハベラ」は現在2種に分けられている。本種はその名の通り赤みを帯びた色彩のことが多いが、変異もある。体側の白色斑は不明瞭で、眼の下後方から伸びる縦線は胸鰭の方向へのびる。体長20cmに達する。 |
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分布 | 相模湾以南、小笠原。台湾、南シナ海。 |
生息環境 | やや沖合の岩礁に多く生息する。黒潮のあたる地域に多いとされるが、日本海側などでも釣れることがある。 |
食性 | 動物食性。甲殻類などの底生動物を主に捕食している。 |
地方名 | オゴイ(茨城県久慈・ひたちなか市)、ウゴイ(茨城県大洗町)、カニタキ(石川県珠洲市)、カマタキ(石川県能登町・七尾市)、ベラ(静岡県伊豆、京都府丹後、長崎県長崎市)、ベロタ(静岡県伊豆)、アカアコラ・アカダボ・オオジョ・グンジロウ・コジョ・シオ・ブンジ・ブンジロウ・ヤギ(京都府丹後)、アブラメ・ヒコタン(山口県)、ヒコゼ(山口県下関市)、ヒョコタン(山口県光市・平生町)、ネコマタギ(愛媛県宇和島市)、クサビ(長崎県長崎市・雲仙市)、クサブ(長崎県諫早市・五島)
参考:https://gyomei.zukan.com/?p=1577393835 |
その他 | ホシササノハベラと同様。釣りの外道として釣れる。味もホシササノハベラ同様で、煮つけや焼き物などに向いている。 |
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