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クロマグロ

Thunnus orientalis (Temminck and Schlegel, 1844)

形態・特徴 全長は3mを超えることもある大型種。体は紡錘形で後半部も鱗で被われる。胸鰭は短く、その先端は第2背鰭起部に及ばない。体側下部にある白色斑は横帯のようになっている傾向があることなどが特徴。大西洋産と太平洋産とは連続に分布しておらず、それぞれが独立した種とされている。
分布 日本近海。太平洋北半球側の暖海域。
生息環境 外洋域の主に表層を群泳する。
食性 魚類、甲殻類、軟体動物などを捕食する動物食性。
その他 水産上重要種。クロマグロという標準和名よりも、「本マグロ」の流通名の方が有名かもしれない。
本種は、鮮度維持の技術が確立していなかった江戸時代は下魚とされ、マダイやスズキなどよりも劣るとされていたが、冷蔵・冷凍技術の革新によって瞬く間に高級魚の地位を不動のものにした。
世界的に高い需要を誇り、近年の乱獲の影響を受けて激しく資源量が減少していることが指摘されており、輸出入に厳しい制限を設けるべきだとの意見が近年は盛んに交換されている。このような流れを受けて、2010年からは大西洋産のクロマグロを日本へ輸出する量はかなり制限されそうな話が上がっている。また、IUCNは絶滅危惧種に指定している。
そこで、世界でもとりわけクロマグロの需要が高い日本の水産系の学部・研究科を持つ大学や水産実験所などが奮闘しており、完全養殖の技術・科学技術を確立した。しかしながら、現状ではコストパフォーマンスに見合うほどの成果は出せておらず、実用化できるまでにはさらに試行錯誤が必要な段階にあるようである。
日本の食卓を語る上で欠かせない高級魚である本種は、持続可能な形での利用が強く求められている状況にある。
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