形態・特徴 | 体は強く側扁する。背鰭や臀鰭は非常に大きい。背鰭の先端には1~2本の棘がある。口は小さいが、前方に伸ばすことができる。体側には7本前後の暗色横帯がある。大きいものは全長で45cmになるとされる。 |
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分布 | 宮城県志津川および新潟県佐渡以南。~朝鮮半島、南アフリカ。 |
生息環境 | 生態についてはよくわかっていないが、東シナ海では大陸棚の縁辺域から底曳網などで漁獲されているようだ。 |
その他 | 釣りや各種底曳網で漁獲され、まれに定置網にも入るがいずれも量は少なく、普通は食用とされていない。
クサアジ科は2属2種が知られ、クサアジ属は本種のみが知られているが、地域によって背鰭軟条数や臀鰭軟条数などに大きな差があることが報告されており、精査の必要があるとされている。 ヒメクサアジは背鰭棘数が17以上であり、そのうち6-7番目の棘がほかの棘よりも著しく長いという特徴がある。 |
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