形態・特徴 | 体色は赤褐色から灰褐色、体側上方には丸みを帯びた斑紋がある。涙骨には顕著な棘が2本ある。ウスメバルによく似ているが、ウスメバルの斑紋は不定形である。また側線有孔鱗数は本種で47-53、ウスメバルでは52-56と、ウスメバルのほうが多い。体長20cmほど。 |
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分布 | 岩手県・新潟県以南。朝鮮半島南部。沿岸のやや深い岩礁にすむ。 |
生息環境 | メバルよりもやや深い場所をこのむ。メバルと同じく海底より少し上を浮遊するように泳ぐ。 |
食性 | 他のメバル属と同様に小魚や甲殻類、動物プランクトンなどを捕食する。 |
地方名 | アガテンコ・テンコ・ハヂメ・ハンテンメバル(山形県)、アカメバル(福島県いわき市)、メバル(静岡県伊豆、京都府丹後)、オキメバル・ソコメバル・バリ・ヨジクレ・ヨジリ(静岡県伊豆)、コムギ・シマコムギ・ムギ(京都府丹後) |
その他 | 卵胎生で春に仔魚を産む。主に釣り、定置網などにより漁獲され、ほか、底曳網でもとれる。メバル種群と同じようにして利用されるが、メバル種群のほうが美味しいとされている。 |
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