形態・特徴 | カサゴと非常によく似ている。体側の白色斑ははっきりしており、その周辺は黒く縁取られる。ただし大型個体は薄れることもあるので注意する。胸鰭軟条数は18-20で、19が多い。体長40cm近くになり、カサゴ属ではとくに大きくなるものである。 |
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分布 | 青森県~九州までの太平洋岸、若狭湾以南の日本海岸、東シナ海。~朝鮮半島、台湾、ジャワ島。 |
生息環境 | 水深220m以浅の岩礁域に生息するが、150mより深いところでは少ないといわれる。 |
食性 | エビ類、カニ類などの甲殻類を主に捕食している。他、イカなどの頭足類や魚類も捕食する。 |
その他 | 卵胎生とされている。主に底曳網で漁獲される。ほか、釣りや延縄などでも漁獲される。肉は白身で美味、大きくなるため市場価値も高い。
故阿部宗明博士は「新顔の魚」でウッカリカサゴの和名を提唱している。その中で、「うっかりするとカサゴと区別しないことになる」と述べられている。 |
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