タイリクバラタナゴ

Rhodeus ocellatus ocellatus (Kner, 1866)

外来種 はい

特徴 全長6~10cm。体高が高く、側線は不完全で、ひげは無い。幼魚の時は背鰭に明瞭な黒斑があるが、雄は婚姻色になると消える。マツカサガイや、イシガイなどの二枚貝に産卵する。
分布 島嶼部をのぞく日本各地。日本へは1940年代はじめに長江から移入されたハクレンやソウギョに混入して移植され利根川水系から分布をひろげた外来魚、原産地はアジア大陸東部と台湾。平野部の浅い池沼や、流れのない用水にすむ。ニッポンバラタナゴと雑種化して遺伝的に追いつめていて、大問題になっている。
生息環境 河川の本流やその支流、溜池など季節によって生息場所を変える。
食性 雑食性で、藻類、小さな水生昆虫を食べる。
その他 もともと中国原産で、1930年代に利根川へのソウギョの放流の際に混じって移植され、全国に分布するようになった。ニッポンバラタナゴよりも大型になり、腹鰭の前縁が白い事で判別が可能。本種は産卵数が多いため、日本在来のタナゴに大きな影響を与えている。また、二枚貝のない場所でもみつかることがある。
タナゴ釣りの対象魚としてオカメタナゴの方言名で知られている。高密度に輸送、飼育すると白点病になりやすいので注意が必要。
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