分布 | 日本各地沿岸、小笠原諸島、東シナ海。~渤海、黄海、南シナ海、ロシア沿海州。 |
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特徴 | 体盤背面は褐色で、噴水孔の後縁付近は黄色っぽい。腹面は淡色で縁辺は黄色、黄色い斑点があったりする。成魚では体の背面や尾に小瘤状物が並ぶ。尾部は長く、有毒の尾棘がある。腹面にある皮槢の色は黒色であることによりイズヒメエイと、体盤腹面の第5鰓孔間の後方に溝がないことにより、アリアケアカエイと区別できる。中型種で体盤幅80cmになる。 |
生息環境 | 砂泥底の海域に生息し、とくに幼魚は海水浴や潮干狩りが行われるような、ごく浅い場所にも出現する。また、河川の汽水域にもよく見られる。成魚は水深100m前後の海域から、底曳網などで採集されることもある。 |
食性 | 動物食性。魚類や無脊椎動物などを好んで捕食する。 |
その他 | 繁殖様式は卵胎生で体盤幅10cmほどの仔魚を産む。アカエイは水族館でもよく飼育されている種類である。食用魚としても知られており煮つけなど美味であるが、尾棘は毒性が強くて危険なので注意する必要がある。また海水浴や潮干狩り中などに遭遇することもあり、その際もなるべく近寄らないようにしたい。 |
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