形態・特徴 | 吻が尖り、下顎が短いので「アゴナシ」と呼ぶ地域もある。背鰭は2基で、体側には多数の灰色の縦線が走り、地色は銀白色。尾鰭は2叉する。髭のように見える胸鰭遊離軟条も特徴的で、本種ではこれが5本あることなどで同じツバメコノシロ科の日本産他種と区別することができる。 |
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分布 | 南日本。インド洋・西部太平洋域。 |
生息環境 | 内湾の砂底・砂泥底に生息し、汽水域へ進入することもある。波打ち際を好むのか、波足の前後を泳ぐ姿がよく観察される。 |
食性 | 多毛類や甲殻類などを捕食する動物食性。 |
地方名 | サバヂックヮー(沖縄県糸満市)、ザーナガユー(沖縄県宮古島市狩俣)、デイバヤ(沖縄県宮古島市池間島)、サバジッカー(沖縄県久米島町)、ハナブットー(沖縄県本島) |
その他 | 東南アジアでは重要な食用魚。日本ではあまり大型個体が多くないようで、市場流通するほど漁獲されないようだ。しかし、死滅分散だと思われる稚魚~若魚が夏~初冬にかけて黒潮流域においてよく採捕・観察される。 |
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東南アジアでは重要な食用魚。日本ではあまり大型個体が多くないようで、市場流通するほど漁獲されないようだ。しかし、死滅分散だと思われる稚魚~若魚が夏~初冬にかけて黒潮流域においてよく採捕・観察される。
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