レイクトラウト

Salvelinus namaycush (Walbaum, 1792)

外来種 はい

形態・特徴 日本産の他のサケ科魚類とは、背鰭に虫食い状の斑紋があることですぐに区別することができる。日本には本種のほかにも北米からカワマスが導入されているが、カワマスとは尾鰭の切れ込みが本種の方が深いことや生時に臀鰭前縁に黒色帯が見られないことなどで区別することができる。
分布 北米大陸北部の原産。日本へは1966年にカナダから栃木県中禅寺湖に導入された。その他、フランス、フィンランド、アルゼンチン、ニュージーランドなどの各国に広く導入されている。山あいの水温の低い湖沼に生息する。
生息環境 山あいの湖沼に生息し、適水温は4~10℃とされるが20℃くらいまでは耐えられるという。原産地での産卵期は9~11月で、砂利底の湖で産卵が行われる。
食性 小型魚類や甲殻類、昆虫などを食べる動物食性。
その他 本種と近縁のカワマスが「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」では要注意外来生物に指定されており、本種の扱いにも注意が必要であると思われる。
大きくなると1m以上にもなるため、釣り人からの人気があり、中禅寺湖では目玉魚種のひとつとして脚光を浴びている。
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