形態・特徴 | “ウミヘビ”と名前に付く動物には、鱗のあるものと、ないものに分けられる。前者は爬虫類のヘビ亜目に分類される蛇の仲間となり、後者はウナギ目に分類される魚類の仲間となる。本種には鱗がなく、魚類の仲間となる。ウミヘビ科ウミヘビ亜科に分類される魚類には尾部の先端に鰭を持ち合わせておらず、肉質が突出しているという特徴がある。そして本種の特徴は、眼つきの悪い眼と尖った吻、さらには犬歯のある大きな口を持ち合わせた頭部であり、見慣れればすぐに他種と見分けられる。 |
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分布 | 東北地方太平洋岸~九州までの太平洋岸、新潟県以南の日本海岸、東シナ海。~朝鮮半島、中国。 |
生息環境 | 内湾浅所から水深500mくらいまでの砂底および砂泥底に生息する。夜行性であり、普段は砂から頭だけを出して外の様子を伺っている。 |
食性 | 肉食性。死んだ魚類や甲殻類なども食べる。 |
地方名 | ウミヘビ(青森県、京都府丹後、山口県下関市)、サギ(静岡県伊豆)、ヒャッカン(京都府丹後、山口県)、センガン・マルガンジ(京都府丹後)、ウミグチナワ(山口県山陽小野田市) |
食味レビュー |
★★★☆☆
3.0
12件の評価
★★★☆☆
浜名おやじ・2016/08/03
ぬめりを水洗いして頭・内臓をとりました。
体長50cmくらいでしたが、細いので骨はついたまま。
7cmくらいにぶつ切りして、から揚げ粉をまぶし、油を180℃にしてちょっと長め(7~8分)に揚げました。
小骨は気にならないのですが、背骨はちょっと気になります。味は何のクセもなく美味しく食べられました。釣ったのは2回目でしたが、前回は捨ててしまいました。可哀想なことをしたと反省しています。
ビールのツマミには最適。家の犬も美味しそうに食べました(笑)。是非みなさんも食べてみて!
★★★☆☆
通りすがりの釣り人・2021/06/15
とにかくヌメリが凄かった。 現地で頭と内蔵は取ったものの、ヌメリはほとんど取れず知人宅に持ち帰って調理! 体長は約1mくらい。 胴体はヌメリが凄く塩で何度かやっても取れずに諦めました😅 何とか三枚おろしにして、刺身でも食べれるとあったので食べてみたらなんとも言えない味・・・アンモニア臭でもない・・・なんとも言えない味。 その時同時に釣れた小鯖達と一緒に唐揚げにしました! 匂いもあったので臭み消しとして醤油、酒、ニンニクで下味を付けて上げました! そして唐揚げにして実食し...
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