外来種 | はい |
---|
分布 | 原産地は北アメリカ中・南部。日本には1960年に移植され、現在では日本各地の淡水域に見られる。海外でも韓国などのアジア、アフリカ、中南米諸国、ハワイなどに移植されているようだ。 |
---|---|
特徴 | 体は同じサンフィッシュ科魚類のオオクチバス・コクチバスよりも体高があり、成魚では体長の40~50パーセントにもなる。主鰓蓋骨には後縁の丸い、暗色の皮弁がある。体色はふつう青または緑色がかかり、体側には7~10本の暗色横帯がある。繁殖期の雄では、胸鰭基部から腹部が赤~橙色に染まり美しい。体長20cmを超える。 |
生息環境 | 主に河川の緩やかな流れの場所、湖沼、ため池にすみ、水草など植物が生える場所に多い。 |
食性 | 雑食性であるが、基本動物食性が強い。小魚や甲殻類、水生昆虫、魚卵、などを捕食する。 |
その他 | 雄は砂泥底にすり鉢状の巣をつくる。産卵後、孵化したあとも雄親は卵や仔魚を守る。
本種を含むサンフィッシュ科魚類は、小魚や甲殻類を貪欲に捕食し、本種の外敵になるような生物が日本にはほとんど存在せず、外来生物法 (特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律) では特定外来生物に指定され、許可なく飼育や運搬などが出来なくなった。 本種の肉は白身で、フライ、ムニエルなどは美味であるという。 |
食味レビュー |
食味レビューを見る 食味レビューを投稿する |