Apogonichthyoides niger (Döderlein, 1883)
形態・特徴 |
体は丸みを帯び、体高がやや高い。体色は黒っぽく、黒色横帯があったり、尾柄部に黒色斑が出る場合があるが、これらはいずれも不明瞭な場合がある。また、体色は黄色っぽいものもいる。腹鰭は大きく、その後端は臀鰭基部をこえる。尾鰭後端はまるい。体長10cmに達し、テンジクダイ科としては大きい。 |
分布 |
神奈川県・長崎県以南。台湾、南シナ海。内湾の転石の多い砂泥底にすむ。 |
生息環境 |
砂地にあるタイヤなどの人工物の周りに多く生息する。また養殖いかだなどのロープの周辺などにもすむ。 |
食性 |
肉食性で小魚や甲殻類などを捕食する。 |
その他 |
愛媛県愛南町での繁殖期は5-10月と、長期に及ぶ。卵数はクロホシイシモチなどよりも多く、2万粒になるという。生息地の関係からか他のテンジクダイ類と比べ、投げ釣りやイカダ釣りなどで釣れることが多い。食用にされることもある。最近はカクレテンジクダイ属に含まれていることが多い。 |
食味レビュー |
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