ギンアナゴ

Gnathophis heterognathos (Jordan and Snyder, 1858)

形態・特徴 ギンアナゴ属魚類は、上唇に溝があり、主上顎骨歯が数列あり、歯板を形成するなどの特徴がある。日本産は3種で、いずれの種もよく似ている。本種はその中で、肛門前側線孔数は29~35と少なく、胸鰭付近の側線孔は側線管の下方にあることなどで区別できる。全長40cmを超える。
分布 北海道以南の太平洋岸、青森県以南の日本海岸、山口県、東シナ海。~台湾、中国。
生息環境 水深数10~500mを超える深海まで生息し、水深100m前後の海底から底曳網でかなり多量に漁獲される。小型個体は浅海でも採集される。
食性 肉食性。
地方名 ウスハモ・ナイロンハモ(宮城県石巻市)、ヨネジ・ヨギシ(山形県)、ギンハモ(福島県、茨城県大洗町)、アナゴ(愛知県三河)
その他 小型底曳網、沖合底曳網によって時として多量に漁獲されるが、あまり産業上重要でない。練製品などにされる程度。
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