ミナミホタテウミヘビ

Pisodonophis cancrivorus (Richardson, 1848)

形態・特徴 “ウミヘビ”と名前に付く動物には、鱗のあるものと、ないものに分けられる。前者は爬虫類のヘビ亜目に分類される蛇の仲間となり、後者はウナギ目に分類される魚類の仲間となる。本種には鱗がなく、魚類の仲間となる。ウミヘビ科ウミヘビ亜科に分類される魚類には尾部の先端に鰭を持ち合わせておらず、肉質が突出しているという特徴がある。そして本種の特徴は、背鰭起部が胸鰭の中央上にあることなどが拳げられるが、近縁でよく似たホタテウミへビと見分けるためには、厳密には主上顎骨歯は顆粒状で歯帯をなすこと、脊椎骨数が153~162であることなどを確認する必要がある。
分布 神奈川県、和歌山県、琉球列島、小笠原諸島。~インド-太平洋、紅海。
生息環境 沿岸の砂底から泥底に生息する。夜行性であり、普段は砂から頭だけを出して外の様子を伺っている。
食性 肉食性。死んだ魚類や甲殻類なども食べる。
その他 ダイバーに「ミナミホタテウミヘビ」として撮られている、琉球列島産の白っぽい個体はそのほとんどがトンガリホタテウミヘビという別種である。
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