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マアナゴ

Conger myriaster (Brevoort, 1856)

形態・特徴 アナゴ科の魚はチンアナゴ亜科以外に分類される種では、上顎が下顎よりも突出するという特徴があり、ウナギ科魚類とはここで区別できる。本種は頭部や体に白色点があり、特に側線孔も白斑の中に存在することで容易に他種と区別することができる。仔魚はウナギと同じく黒潮に乗って南方からやってくるため、黒潮に乗りやすい形をしており、その形から葉形幼生(レプトケファルス、レプトセファルス;Leptocephalus)と呼ばれる。
分布 北海道~九州南岸までの各地沿岸、東シナ海。~朝鮮半島沿岸、済州島、台湾。
生息環境 砂泥底に生息するため、外洋に面した場所よりも、内湾性が強い潮流の緩やかな環境に多いようである。産卵場所は解明されていないが、南の方の海域で行われているようである。ウナギよりもその生活史は謎に包まれている魚である。
食性 肉食性が強いが何でも食べる。生きた生物ももちろん食べるが、死んだ生物も食べ、掃除屋(スキャベンジャー)としての役割を果たしている。
標準和名 東京都・九州などで他種と区別する名。『さかな異名抄』
地方名 ハム(東北地方)、ハモ(北海道太平洋側、青森県、岩手県、宮城県、山形県、福島県、茨城県、新潟県、富山県、福井県小浜市、京都府丹後、兵庫県但馬)、アナゴ(青森県、茨城県日立市、京都府丹後、兵庫県但馬、愛媛県松山市、熊本県水俣市)、カム(青森県八戸市)、マハモ(宮城県)、メソ(福島県)、オビシラウオ(幼魚、福島県相馬市)、ハナタレ(福島県いわき市)、ダボ(茨城県大洗町)、ハナダレ(茨城県神栖市)、ハカリメ(千葉県内房、東京都、愛媛県宇和島市)、スジアナゴ(富山県)、ドロボウ(石川県輪島市)、ウナギ(石川県能登町、京都府丹後)、メジロ(愛知県三河)、タツハモ・ドロハモ(京都府丹後)、ホシアナゴ(大阪湾、和歌山県、長崎県)、デスケ・デエスケ・レエスケ・リンスキ(大阪湾、瀬戸内地方)、ハカリノメ・キンリョオ(和歌山県)、ウミウナギ(瀬戸内地方、九州北部)、ボテ(山口県)、ゴマ(山口県山陽小野田市)、ボマ(山口県山口市・山陽小野田市)チキリノメ(長崎県雲仙市)、アナコ(熊本県熊本市) 【幼魚】シラウオノオバ・タチクラゲ(神奈川県三浦市)、タチウオクラゲ(和歌山県)、ノレソレ(高知県)、リンスケ(愛媛県)
参考:https://gyomei.zukan.com/?p=1577393974
その他 成魚はよく利用されその味については最早ここでは言わずもがな。日本においては、関東では東京湾の金沢沖で獲れたものが、関西では大阪湾(瀬戸内海)で獲れたものが特に美味と言われ、有名な漁獲地となっている。また、仔魚(葉形幼生・レプトケファルス)は高知県で「のれそれ」と呼ばれ生のまま食べられ、珍味として有名であるが、昨今では日本の各地で「のれそれ」が流通しており、必ずしも高知県でないと味わえない味覚ではなくなってきている。
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