形態・特徴 | 体色は淡い赤色。眼後下縁には生時大きな三角形斑を有する。背鰭前方の背中線は黒い。頬の鱗は皮下に埋没して不明瞭であることで日本産アマダイ科の他種と区別可能。体長は30~40cmで、稀に50cm近くにもなる。 |
---|---|
分布 | 本州中部以南。済州島、東シナ海、南シナ海。水深20~160mの砂泥底にすむ。 |
生息環境 | 水深270m以浅の大陸棚に多く生息する。普通は75~120mに多い。泥底に生息し、そこに孔をほり潜むという。 |
食性 | 肉食性。魚類、甲殻類、頭足類、棘皮類、貝類などを捕食する。 |
地方名 | ノンドクロ・ノンドゴロ(青森県)、アマデ(山形県)、アマダイ(福島県いわき市、京都府丹後、兵庫県但馬)、オキツダイ(静岡県静岡市清水区)、ラツキダイ(新潟県)、クジダイ・クヂ・クジロダイ・クズダイ・ウズダイ(石川県)、アマ(石川県珠洲市、山口県下関市、長崎県長崎市)、グジ(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県但馬)、クジ・グチ(京都府丹後)、グシ(和歌山県)、アカアマ(山口県、長崎県長崎市)、グズナ(山口県)、バトウ(山口県山口市)、コズナ(愛媛県)、ビタ(高知県中土佐町)、クズナ(長崎県対馬市)
https://gyomei.zukan.com/?p=1577393767 |
その他 | 産卵期は7~11月とされる。卵は分離浮性卵。底曳網で多く漁獲され、食用となっている。肉は白身で美味。釣っても面白く、専門に狙われる。 |
食味レビュー |
食味レビューを見る 食味レビューを投稿する |