Carcharhinus melanopterus (Quoy and Gaimard, 1824)
特徴 |
成熟サイズは雄で全長91~100cm、雌で96~112cm。全長33~52cmで出産され、最大で200cmになる。体色はやや黄色がかったグレーで、腹面は白い。各鰭の先端は黒く、よく目立つ。吻は扁平でその先端は丸くなる。歯は幅が狭く、先端が尖る。第二背鰭の後端はあまり伸びない。 |
分布 |
南日本。インド・西太平洋に広く分布するが、スエズ運河を介して地中海の東側にも分布する。 |
生息環境 |
サンゴ礁域のドロップオフ付近のごく浅い場所に生息する。外洋や汽水域に出現することは稀である。背鰭を出して泳いでいることもあり、単体か、少数の群れで移動する。 |
食性 |
小型の魚類や無脊椎動物を捕食する。 |
その他 |
胎生で、妊娠期間は16カ月ほど。一腹あたり2~4尾の仔ザメを出産する。インド・太平洋で最も普通なサメの一種であり、沿岸漁業で頻繁に漁獲され、減少傾向にある。さらにはサンゴ礁の減少にも影響を受けていると考えられる。水族館でよく飼育されているサメでもあり、ダイバーにも人気がある。稀に、泳いでいる人や浅いところで水音を立てて歩いている人に噛みつくことがあるが、基本的には用心深いサメである。本種は小型のハタ類を食べることがあるが、逆に50cmに満たないツマグロが36キロのハタの胃から出てきたこともある。 |
食味レビュー |
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日本 沖縄県 DMMかりゆし水族館にて展示中( 原産•分布/南日本、インド、西太平洋 )