ヒラガシラ

Rhizoprionodon acutus (Rüppell, 1837)

分布 青森県牛滝・八戸以南太平洋岸、新潟県佐渡以南の日本海岸、瀬戸内海、琉球列島、小笠原諸島。~台湾、朝鮮半島、インド-西太平洋、紅海、西アフリカ。
特徴 ヒラガシラの仲間はメジロザメ属の種類ににているが、メジロザメ属のものとは第2背鰭の起部が臀鰭基底中央部よりも後方にあることで区別できる。同属の日本産(?)のものにアンコウザメがいるが、アンコウザメの唇槢の長さは上・下顎でほぼ等しいことなどにより区別できる。大きなもので1.8mにもなるようだがふつうはもっと小さい。
生息環境 沿岸の浅所~沖合に生息し、汽水域や沿岸のごく浅い場所にも姿をあらわす。深い場所では水深200mくらいまでみられるようである。
食性 動物食性。
その他 本種は他のメジロザメ科の種と同様胎生である。浅海に生息しビーチなどにも出現するが危険性はないようだ。ヒラガシラ属は世界で7種ほどが知られているが、日本に分布するのは本種とアンコウザメのみ。そのアンコウザメも日本からは原記載論文の中で日本産の個体をパラタイプにしてはいるが産地については誤りの可能性が高いとされている。
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