Hemitriakis japanica (Müller and Henle, 1839)
特徴 |
成熟サイズは雄で全長85cmほど、雌で80~100cm。全長20cmほどで出産され、雄で110cm、雌で120cm以上になる。エイラクブカ属は、両顎歯の先端が尖り、片側に数個の側尖頭をもつことから近縁のホシザメ属およびドチザメ属と区別される。本種は、吻が長く放物線状であること、眼は細長く、その下に隆起があること、前鼻弁は短いこと、口の開口は幅広く、弧状であること、2基の背鰭はほぼ同じ大きさであること、各鰭の後端は白くなることなどから他の同属種や、ツマグロエイラクブカと区別される。 |
分布 |
国内の太平洋側では千葉県~鹿児島県、日本海側では若狭湾以南に分布する。国外では朝鮮半島沿岸、渤海、中国沿岸、台湾から知られる。 |
生息環境 |
沿岸に近い大陸棚から沖合の水深100mに生息する。 |
その他 |
卵胎生だが胎盤はない。雌の体サイズにより、一腹あたり8~22個体(平均10個体)の仔ザメを産む。東シナ海では6~9月に交尾をし、6~8月(主に6月)に出産が行われる。 |
食味レビュー |
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