特徴 | 成熟サイズは雄で全長62~71cm、雌で80cmほど。全長25cmほどで出産され、雄で最大87cm、雌で101cmに達する。体色は明るい灰色ないしは灰色がかった褐色で、体に目立った斑紋がないこと、背鰭には暗色の縁取りがないこと、上側の唇褶は下側と同じ長さ、またはそれよりも短いこと、歯は低く、先端が弱いことから他の日本産ドチザメ科魚類と区別することができる。 |
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分布 | 北西太平洋から知られ、東北地方以南~九州の太平洋・日本海沿岸、朝鮮半島、中国、台湾、ベトナムの沿岸に分布する。 |
生息環境 | 沿岸の少なくとも水深50mまでの底に棲む。 |
食味・料理 | 干しブカ(長崎県雲仙市) |
地方名 | シロブカ(山口県下関市)、ノーソ(長崎県五島)、サバ(鹿児島県奄美大島) |
その他 | 胎生で胎盤をもつ。雌の体サイズに合わせて5~16尾の仔ザメを出産する。日本海域での妊娠期間は10ヵ月ほどで、7月に交尾を行い、4~5月に出産する。食用になり、台湾を含む中国沿岸では水産上重要である。 |
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