特徴 | 全長50cmほどで成熟する。最大で全長70cm。孵化時のサイズは不明。体側には明瞭な鞍状の斑紋はなく、線もしくは棒状になる大きな黒斑がある。各鰭の末端や体側、背面には大きな白色斑点が散在する。前鼻弁は著しく発達して幅広く、口まで伸びる。2基の背鰭は臀鰭より大きく、第一背鰭の起点は、腹鰭の付け根の直上にあるか、わずかに前方に位置する。 |
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分布 | パキスタン・インドからニューギニア・中国南部にかけてのインド・西太平洋域に分布する。日本からは鹿児島県の口永良部島のみから知られる。 |
生息環境 | サンゴ礁域の岩の割れ目や穴の中に棲む。 |
その他 | 卵生で2つの卵を産む。IUCNのレッドリストでは絶滅危惧(Near Threatened)とされ、広範囲で生息環境が失われている。
本種はかつてトラザメ科に属していたが、2022年にトラザメ科の大規模な分類体系の見直しがあり(Soares and Mathubara, 2022)、遺伝的・形態的な観点から独立した科(サンゴトラザメ科)に帰属が変更された。 |
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