特徴 | 全長60cm。鰓蓋の上部に小さな黒斑がある。主上顎骨後端は眼の後縁を越える。稜鱗のは若干黒色を帯びる。幼魚は尾鰭の後縁が黒く縁どられ、不明瞭な暗色の横帯が6本前後ある。よく似た種であるロウニンアジより体型は細い。 |
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分布 | 青森県~九州までの太平洋岸(多くは幼魚)、日本海沿岸(幼魚)、屋久島、琉球列島、南大東島、小笠原諸島。~台湾、中国、朝鮮半島、インド-太平洋、東太平洋沿岸。ハワイ諸島にもすむ。 |
生息環境 | 沿岸性でサンゴ礁域などで群れている。幼魚は河口域に現れる。 |
食性 | 肉食性で、小魚や甲殻類を食べる。 |
地方名 | ドロアジ・グウグウ(静岡県伊豆)、グイチ(幼魚、三重県南伊勢町)、エバ(幼魚、高知県西部、鹿児島県屋久島)、ナガエバ(幼魚、高知県西部)、ナガエバ(長崎県対馬市)、ヒラアジ(幼魚、長崎県雲仙市、熊本県水俣市)、ギャクリン(幼魚、長崎県雲仙市)、チョンコ(長崎県五島)、ゼンメアジ(鹿児島県指宿市)、ソウジガラ(鹿児島県奄美大島)、カル(10~40cm、鹿児島県徳之島) |
その他 | ギンガメアジ属のなかで最も一般的な種である。日本の太平洋岸や、日本海側でも幼魚が見られ、釣りの対象魚となっている。ルアー釣りはもちろん、サビキ釣りでも釣れる。定置網などでも漁獲され刺身、塩焼、唐揚げなどにして美味である。 |
食味レビュー |
★★★★☆
4.0
8件の評価
★★★★★
お魚大好きくん・2008/12/12
30cm級のものを食べました。
脂がのっていてコリコリしていてシマアジと似た感じだった
★★★☆☆
ふぇ〜り・2016/11/03
ロウニンアジ同様、18センチ以上を持ち帰り
塩焼きで食べてます。家も河口から近いので
家に帰っても生きているので〆は自宅でやります。
個人差はあると思いますが、ロウニンアジより
クセがある様に感じますが、普通に美味しいです。
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