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撮影場所

日本 東京都 小石川植物園

撮影日

2023 /3 /19

科名と学名

ユリ科バイモ属
Fritillaria verticillata var. thunbergii

概説

中国が原産の多年草である。わが国へは薬用植物として、江戸時代に渡来している。漢名のバイモ(貝母)は白い鱗茎のかたちが二枚貝に似ているため。鱗茎には、アルカロイドのフリチリンやフリチララリンなどが含まれ、漢方では鎮咳や去痰、排膿に効果があるという。葉の先端が細長く伸びて、ほかの草などに巻きつく。早春から春にかけて薄黄緑色の花を咲かせ、花弁には紫色の模様が入り、このためアミガサユリの和名がある。

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投稿日:2023.10.02

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