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撮影場所

日本 東京都 東京都薬用植物園

撮影日

2023 /7 /9

科名と学名

バラ科サクラ属
Prunus persica

概説

中国の黄河上流の高原地帯が原産といわれている落葉小高木。ヨーロッパへは紀元前1世紀ごろに渡来し、わが国でもすでに「古事記」や「日本書紀」に記載が見られるが、果樹としての栽培が盛んになったのは中世以降である。
4月にピンク色から白色の花を咲かせ、6月から9月ごろ果実が熟す。果実は薄桃色で、表面に細かな毛が生えている。果実に産毛がなく、深紅色のものはネクタリンという変種で、表面が蝋か油を塗ったように光沢があるため、油桃の名称で呼ばれる。
果実は生食ないしはジュースに加工される。果実が黄色い品種は缶詰用に加工されることが多いが、生食用としての品種も作出されている。

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投稿日:2023.10.02

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