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撮影場所

日本 福岡県 農協近くの駐輪場

撮影日

2023 /9 /13

科名と学名

ヒルガオ科サツマイモ属
Ipomea nill

概説

中国などの東アジアが原産で、我が国には奈良時代もしくは平安時代初期に遣唐使が種子を本土に持ち帰ったのが始まりである。当初は「牽牛子」と称し、下剤として用いるために薬用植物として栽培されていたが、次第に観賞用として栽培されるようになり、江戸時代には品種改良を重ねて葉や花の形状が変化した「変わり朝顔」がもてはやされたという。品種改良を重ねた結果種子を付けなくなることもあったが、そうした場合は株分けをして殖やしたという。
葉は尖った翼片をもつ並葉ないしはハート型で、茎はつる性で逆向きに毛が生えており、左巻きでものに絡みつき、全長3mになる。花は漏斗状になり、色はマゼンタピンクや紫色、青色など様々である。近年は野生化した個体も見ることができる。

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投稿日:2023.09.20

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