トミヨ属淡水型

Pungitius pungitius (Linnaeus, 1758)

分布 新潟県・岩手県以北。
特徴 ニホンイトヨとは異なり、すべての個体が降海を経験せず、一生を河川や池沼等の止水域で過ごす。産卵期は春から初夏にかけて。産卵期のオスの体色は真っ黒になり、水草や小枝などを集めて営巣し、そこにメスを「ジグザグダンス」で呼び込み、産卵を行う。背鰭棘は8〜10本。朱太川水系の個体群では、体側の鱗板(トゲウオ科魚類特有の板状になった鱗のこと)は連続して並ぶが、道内の他の地域では鱗板が不連続に並ぶ個体群も多い。黒松内では本種を「トンギョ」と呼び、朱太川の止水環境を有する支川で普通に見られる。 

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