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ミヤマガラスの大群を観察、幼鳥(若鳥)を確認しました。

[ 記事No.3955 ]
7件のコメント
ミヤマガラスの大群を観察、幼鳥(若鳥)を確認しました。
http://zukan.com/jbirds/question/3765
からの続きです。
大陸に帰る途中でしょうか、1000羽を超えるミヤマガラスの群れが地元近くの農耕地に入ってました。幼鳥を見つけるため近づきたいのですが、警戒心が強く1羽が飛び立つと凄まじい数の群れが飛び去って行くので駐車スペースのある場所に車を止めての車中からの観察&撮影をしました。距離があるため画像が悪いのですが若鳥と思われるのは、(画像1)下から2と3番目、(画像2)中央、(画像3)左側、(画像4~6)画像3と同一個体、(画像7)成鳥、(画像8)成鳥の手前横にいて同サイズだった。いずれも幼鳥の特徴である①嘴基部が羽毛で覆われている②羽に光沢がなく褐色味があるの識別ポイントに合致しているのではと思います。綺麗に撮影できた画像7を成鳥、画像8を幼鳥(若鳥)として投稿したいのですが、群れの中にはハシボソガラスも混ざっているので結局、前回同様、画像8には自信がありません。如何なものでしょうか?
画像1
画像2
画像3
画像4
画像5
画像6
画像7
画像8
Tassyさん、継続観察ありがとうございます。1000羽を超える大群とはさぞかし圧巻かつ不気味でしょうね。画像1~7はまぎれもなくミヤマガラスで、そのうち上嘴上部に毛が残っているのは幼鳥でしょうね。画像8は明らかにハシボソガラスの嘴と頭の形状です。「鳥くんの比べて識別野鳥図鑑670」(文一総合出版)の第1版と第2版のp90下のカラス類の顔比べ(1,2版同じ写真)を見ると嘴の形と頭の形状がミヤマガラスとハシボソガラスでは明らかにちがいます。さらに、第1版p91下のミヤマガラスJ(幼鳥)の写真はハシボソガラスの写真が誤って掲載されていると思われ、第2版では当該写真がミヤマガラスJとわかる写真(嘴と頭の形状)に差し替えられています。
ミヤマガラスの嘴と頭の形状のおさらい:
嘴=先端が鋭く尖り、上嘴の湾曲は小さく、どちらかといえば直線的。
頭=額は絶壁で、頭頂は平っぽい。
ひげじいさん、コメント有難うございます。ミヤマガラスの大群が地元に来てくれて本当にラッキーでした。でっ、今回勉強したのが、
①ミヤマガラスは警戒心が強く、歩いて近づけない。
②群れの中にはハシボソガラスが沢山混ざっている。
③バードリサーチの情報でハシボソガラスは群れの端にいることが多い=撮影する手前(群れの端)のカラスはハシボソガラスである可能性が高くなる。
④群れの中心は遠すぎて幼鳥識別のモデルとなる写真が撮れない。
⑤群れが飛び去った後に残っている少数の群れはハシボソガラスだった。
⑥電線に止まってる時が一番近くで撮れたが空が明るく逆光になってしまった。
⑦群れの数が多すぎると幼鳥と思われる1羽に狙いをしぼり込めなかった。
まあ、今回は第1回目のチャレンジという事で、私の実力からしてこんなモノかと思います。ですがチャンスはこれから先まだいくらでもあると思うので、また再チャレンジしてミヤマガラス幼鳥はこうだという写真と頑張って撮りたいと思います。
Tassyさん、今回の観察記録だけでも大変興味深く拝見させていただきました。ご苦労様ですが引き続きチャレンジお願いします。楽しみにしています。
前回のはハシボソガラス。
今回のは・・・、
ミヤマガラス幼鳥から若と思われるのは、写真1,2,34,7
ハシボソガラスと思われるのは、写真5,6,8

ていう感じかな。まだまだ修行が必要そうなのでまたお願いします。
そして、ありがとうございます。
ホントだ、よく見ると画像5と6もハシボソガラスのようですね。
Misodaさん、ひげじいさん、コメント有難うございます。
いやー、画像4と画像5,6は別個体でしたか、失礼しました。今回の様な同種の大群を撮影するのは初めてだったので、家に帰っての写真判定になって思ったのが適当に疑わしい個体を見つけては撮ってたので、どれが同一個体かの連続性が判らず、今回のミスをやってしまいました。次回チャレンジする時は別個体に変わる時、付箋がわりに何か違うものを1枚撮ってから撮影しようと考えてます。
あと、少し高い位置から見れたら、カラスが被らず奥の方まで観察しやすいでしょうね。そしたらtoribioさんが探してたコクマルガラスも見つかるかも・・。
ミヤマガラスまだ居るとは思いますが、なにぶん限られた時間色々と行きたい場所があるもんで、この次渡って来た時また挑戦しますね!
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