[ 記事No.3699 ]
4件のコメント
同定お願いします
今日海岸(湾内)で見かけました。
画像1
全身の羽色からカモメ類の幼鳥(第1回冬羽)ですが、私はセグロカモメの幼鳥と思います。

どのカモメの幼鳥かを絞り込むために、そちらに飛来しそうなカモメ類を下記の記事で調べました。
「AGARA紀伊民放の2017.01.18日付の最新記事(http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/a... 和歌山県の増養殖研究所(田辺市)と水産試験場(串本町)が統合して施設が串本町に移った2006年あたりから田辺市やみなべ町などへのカモメ類の飛来が減少し、ここ数年は激減している。みなべ町に飛来していたセグロカモメもここ2年ほど目撃されていない。一方、串本町ではウミネコをはじめ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ユリカモメ、カモメなど、紀南に飛来する代表的なカモメ類のほとんどが集結しており、中にはシロカモメやワシカモメ、ミツユビカモメなど珍しい種類も交じる。カモメたちは古座川河口付近で多く見られ、餌を食べる時は串本漁港に集まっているようだ。」

これらのカモメ類の中で、この時期、嘴が真っ黒で足の色が薄いピンクの幼鳥候補はセグロカモメ、オオセグロカモメとワシカモメですが;、ワシカモメの幼鳥は全身が一様に褐色味が強く、嘴だけが黒く目立ち、足のピンク色も黒色がかることが多いので、まずこれは除外。残るはセグロカモメとオオセグロカモメですが、一番判りやすい特徴の「初列風切が黒く、羽先縁が淡色でない」ことからセグロカモメの幼鳥(第1回冬羽)と結論付けました。第2回冬羽でなく第1回冬羽としたのは、第2回冬羽になると肩羽に成鳥と同じ羽根が出てくるはずで、これが見受けられないので第1回冬羽としました。
詳しい説明ありがとうございます。
やっぱり幼鳥でしたか。飛び立つ時の後ろ姿も撮影したので、念のため添付しておきます。この辺ではあまりカモメは見かけないのですが、見かけるのは大抵セグロカモメのような気がします。
飛び立つ後ろ姿も、尾羽の黒帯は太く、羽根の黒い部分と白っぽい部分とのコントラストが強いのでセグロカモメの第1回冬羽です。
セグロカモメで時期的に第1回冬羽でOKです。
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