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ハナカジカ

Cottus nozawae Snyder, 1911

形態・特徴 本種は、他の日本産の淡水域に生息するカジカ科魚類と比較し、前鰓蓋骨棘が3本であり最上棘の先端が太くて鈍いこと、胸鰭上部の軟条が分枝すること、体側にある4本の暗色横帯の幅が広いことなどが特徴で、区別できる。
分布 北海道および青森・秋田・山形・岩手・新潟県。東北地方の個体群は不連続に分布し、さらに河川水系内でもパッチ状に分布する。
生息環境 河川の上・中流域の石礫底の隙間に生息する。エゾハナカジカと同所的に生息する場合は、本種の方が上流側に見られ、棲み分けが観察される。
食性 肉食性で、水生昆虫が主な餌となっている。
その他 郷土料理に欠かせない存在であり、日本の里地里山における貴重なタンパク源として珍重してきた種である。しかし、水質の悪化に弱く、環境省でのレッド・リストでは東北地方の個体群が絶滅の恐れのある地域個体群に指定されている。指標種とされることもあり、近縁種を含めたカジカ類を呼び戻す地域活動が行われている場所もある。
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