フタヒレホオカギハゼ

Ancistrogobius dipus Shibukawa,Yoshino and Allen, 2010

分布 西表島。~西部太平洋。
特徴 ホオカギハゼ属のハゼは前鰓蓋管は前鰓蓋骨が隆起した溝の中にあり、その下端開孔付近の前鰓蓋骨の角が突出するという特徴がある。本種は背鰭前方域と鰓蓋上部に鱗がないこと、第1背鰭第3棘が伸び、その先端が黒くないこと、腹鰭癒合膜の後縁が切れ二つに分かれるように見えること、腹鰭に膜蓋がないことなどからほかのホオカギハゼ属魚類と区別できる。体長4cm。
生息環境 内湾のサンゴ瓦礫底、および砂泥底にすむ。ふつう水深15~35mにすむ。
僕のだいびんぐらむさんがフィリピン 中部ヴィサヤ地方 マクタンで撮ったフタヒレホオカギハゼ

フィリピン 中部ヴィサヤ地方 マクタン

2024.03.03