ツラナガコビトザメ

Squaliolus aliae Teng, 1959

分布 相模湾から九州南岸にいたる太平洋岸、東シナ海。~台湾、西太平洋、スル海。
特徴 全長20cmとサメの仲間では小型の種類。体は細長く頭が大きい。体は一様に黒っぽいが背鰭の背縁や尾鰭の後縁は白っぽくなる。胸鰭の外縁は黒い。眼は大きめであるがオオメコビトザメと比べてやや小さく両眼間隔の40~70%で、吻長の49~56%。
生息環境 深海性であるが夜間は餌を追い浅い海域(数10m)まで浮上してくる。
食性 動物食性でイカ類や甲殻類、ハダカイワシなどの小型魚類を捕食する。餌を一度に多量捕食し、餌の少ない深海で耐えられるようにしているともいわれている。
その他 サメの仲間でも特に小型の種である。夜間に底曳網漁業で漁獲されているが食用とはなっていない。飼育も難しい。

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teramura akinoriさんが日本 静岡県 田子の浦沖で撮ったツラナガコビトザメ

日本 静岡県 田子の浦沖

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NOAHさんが日本 沖縄県 美ら海水族館 美らプラザにて浸漬標本を展示中。で撮ったツラナガコビトザメ

日本 沖縄県 美ら海水族館 美らプラザにて浸漬標本を展示中。

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