ワラスボ

Odontamblyopus lacepedii (Temminck and Schlegel, 1845)

特徴 体長30cmになる大型種。泥中に孔を掘りその中に潜むために眼は退化している。口は大きく、歯が口から露出し、エイリアンのようにも見える。体色は灰褐色から茶褐色。下顎にも頭部にもひげはなく、チワラスボやヒゲワラスボと区別可能。腹鰭は吸盤状。
分布 有明海、八代海。朝鮮半島、中国、インド。
生息環境 有明海と八代海の干潟に生息。泥中に孔を掘りその中に潜む。
食性 肉食性で底生動物を捕食する。
地方名 スボ(佐賀県有明海)
その他 環境省レッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類とされる。有明海では独特なすぼかき漁で漁獲され、食用になる。普通干物にし、美味。日本産ワラスボ属は従来3種とされていたが、本種はチワラスボおよびヒゲワラスボとは別の属とされた。
食味レビュー 食味レビューを見る
食味レビューを投稿する
IHさんが日本 福岡県 みやま市矢部川河口で撮ったワラスボ

日本 福岡県 みやま市矢部川河口

2017.05.07

NOAHさんが日本 福岡県 有明海で撮ったワラスボ

日本 福岡県 有明海

2015.04.03

NOAHさんが日本 福岡県 有明海で撮ったワラスボ

日本 福岡県 有明海

2015.04.03

魚屋さんが日本 福岡県 筑後川で撮ったワラスボ

日本 福岡県 筑後川

2003.06.22