ヒメジ科

Mullidae

科の概要 背鰭は2基からなり、下顎には1対のひげがあることから、他のスズキ目魚類とは容易に区別される。世界で6属が知られており、近年は特にヒメジ属の新種が多数報告されており種数は80種を超えている。日本には3属25種が報告されている。
日本ではウミヒゴイ属魚類は定置網や釣りで漁獲され、ヒメジ属魚類は底曳網や定置網で漁獲され、いずれの種も食用となっている。ヨーロッパでも重要な食用魚。一部の種は観賞魚店で販売されたり、幼魚は磯採集で採集できるが、小さい個体は飼育しにくい面がある。
地方名 カタギス(鹿児島県阿久根市)、ヒゲデ(鹿児島県指宿市)、カタシ(鹿児島県徳之島) 大型のもの:ウミヒゴイ・オジサン(熊本県水俣市)、アカバネ(鹿児島県徳之島)、ジンバー(沖縄県本島)、カタカシ(沖縄県宮古島)

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