ヨコシマハギ

Acanthurus chirurgus (Bloch, 1787)

外国産 はい

形態・特徴 体色は灰褐色で、オーシャンサージャンに似ているが、体側に10本前後の横帯があることで容易に区別できる。生時、背鰭、臀鰭、尾鰭は青みを帯びているが、死後灰褐色になるようだ。尾柄部の棘は暗色線で囲まれる。体長30cmまで。
分布 米国マサチューセッツ州~ブラジルのサンパウロに至る西部大西洋、メキシコ湾。
生息環境 岩礁域に多く生息する。
食性 藻類を好んで捕食する。岩などに附着する藻類のほか、ウミガメにつく藻類も食う。
その他 食用魚。ただし一部地域ではシガテラ毒をもつことがあるという。観賞魚としても知られる。ヨコシマハギという和名は
「スリナム・ギアナ沖の魚類」(海洋水産資源開発センター、1983年)によって提唱された。英語圏ではDoctorfishと呼ばれている。
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