ネズミヤッコ

Pomacanthus arcuatus (Linnaeus, 1758)

外国産 はい

特徴 成魚は体長40cmに達する大型種。体色は一様に灰褐色で、体側には小さな小黒斑がある。頭部にはこの黒色斑はなく、口の周辺が白い。成魚では背鰭・臀鰭の軟条が伸び、キホシヤッコに似るが、体側鱗は黄色く縁取られないこと、背鰭は9棘(キホシヤッコでは10棘)であることなどで区別可能。幼魚は黒い体に、白い横帯を持つが、小さい個体では黄色っぽい。
分布 ニューイングランド~メキシコ湾、カリブ海を経てブラジルのリオデジャネイロに至る西部大西洋熱帯域。
生息環境 サンゴの混じる岩礁域で見られる普通種。単独もしくはペアーでいることが多い。
食性 付着生物を中心とした雑食性。主にカイメン、ヒドロ虫類、ヒラムシ、イソギンチャク、藻類を捕食する。幼魚はクリーナーとして知られる。
その他 大型種で食用になるが、シガテラ中毒の報告もある。観賞魚としても知られる。
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