ヒレナガヤッコ

Genicanthus watanabei (Yasuda and Tominaga, 1970)

特徴 雄型の個体は体色が鮮やかな青色で、腹部はで数本の淡色と黒色縦帯がある。体側後方の淡色部と青色部の境界付近に一本の黄色縦帯があるが、不明瞭なことも多い。尾鰭上・下葉は良く伸びる。背鰭棘は黒っぽい。軟条部は上部が黒色、下部は青色で白色線によって隔てられる。腹鰭は白色。臀鰭にも淡色と黒色帯がある。雌型の体色は青色で頭部に眼を通る黒色帯があり尾鰭の上・下葉に黒色線があることでゼブラエンゼルフィッシュの雌型に似るが、本種では背鰭や臀鰭の縁辺も黒色。全長15cm。
分布 八丈島、琉球列島、小笠原諸島。西部太平洋。
生息環境 やや深い、潮通しのよい岩礁に生息する。
食性 主に動物プランクトンを捕食する。
その他 観賞魚として時たまに流通する。
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