形態・特徴 | ヒメコダイによく似ているが、体側中央には楕円形斑がなく、頭部眼隔域中央まで鱗におおわれている。本種の上顎は眼後縁下に達するとされているが、この形質については多少異なるものもみられ、再検討が必要とされている。また尾鰭についても湾入するといわれていたが、尾鰭の形状がホシヒメコダイと似たものもみられ、この点についても検討が必要。体長10cmほどである。 |
---|---|
分布 | 種子島沖、沖縄舟状海盆。ニューギニア~ミゾール。大陸棚縁辺部の砂泥地域にすむ。 |
生息環境 | 沖縄舟状海盆では水深205mほどの場所で漁獲されている。 |
その他 | 日本産ヒメコダイ属魚類は3種が知られるがうちヒメコダイ、ホシヒメコダイが多く、本種はこの2種とくらべて非常に少ない。 |
食味レビュー | 食味レビューを投稿する |
ミナミヒメコダイ
Chelidoperca santosi Williams and Carpenter, 2015