太平洋系陸封型イトヨ

Gasterosteus aculeatus subsp.1

形態・特徴 イトヨは溯河回遊魚として知られており、陸封されている個体群も各地から知られる。この陸封されている個体群は両側回遊の個体群と別種レベルでの分化が進んでいるという。陸封型は両側回遊をする降海型と形態も異なり、その大きな違いには、背鰭の独立した3棘にある鰭膜が棘の先端まであることが挙げられる。また、ハリヨとは体側の鰓板が体前部に限られず、尾柄部にまで達することで区別できる。
分布 北海道大沼、阿寒湖など、青森県、福島県、栃木県、福井県。
生息環境 水草が繁茂する、水の澄んだ細流や池に生息する。
食性 昆虫や甲殻類などを食べる動物食性。
その他 産卵期には雄は営巣し、縄張りを張るようになる。婚姻色で雄の腹部は赤くなり、この時期の雄は他の雄を追い払う行動を示すようになるが、特に下面の赤くなっている物や生物でも攻撃行動をすることが観察されるため、本能行動の一例として高校生物の教科書で扱うものもある。
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