Rhinogobius similis Gill, 1859
形態・特徴 |
体側には大きな暗色斑がある。日本産ヨシノボリ属の他種とは、鱗域は眼のすぐ後ろにまで及ぶこと、腹部は青くならないこと、頭部側面にミミズ状、もしくは放射線状の線がない、もしくは不明瞭であることで区別可能。体長6cmほど。 |
分布 |
秋田県・茨城県~南西諸島。朝鮮半島、中国、台湾。 |
生息環境 |
河川中流から汽水域に生息する。川底が砂・礫底の場所をこのみ、コンクリートで護岸された場所にも見られる。 |
食性 |
雑食性。主に小魚、昆虫、底生生物を捕食し、付着藻類などの植物質の餌も食べる。 |
その他 |
雄は岩の下面に産み付けられた卵を保護する習性がある。釣りや漬けなどで漁獲される。食用にすることもある。 |
食味レビュー |
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履歴
ぷいぷいユッケ さんが
学名を
Rhinogobius similis Gill, 1859
に変更しました
Suzuki et al. (2015)によって、R. giurinus (Rutter, 1897)は,R. similis Gill, 1859の新参シノニムとみなされた。
Ichthyological Research. DOI: 10.1007/s10228-015-0494-3
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Ichthyological Research. DOI: 10.1007/s10228-015-0494-3