Galeocerdo cuvier (Péron and Lesueur, 1822)
分布 |
主に房総半島以南の太平洋岸、東シナ海、屋久島、琉球列島、小笠原諸島。青森県からの記録もある。~全世界の暖海。 |
特徴 |
若いうちは背部にある模様により、ほかのサメと間違えられることは少ないが、大型個体ではこれが明瞭でなくなる場合がある。本種は眼に瞬膜をもち、体が大きい、吻は丸い、尾柄部に隆起線があることなどによりほかのサメと区別できる。大型種で全長5.5mを超える。 |
生息環境 |
暖海域を好むようである。サンゴ礁域周辺から沖合にかけて生息する。また汽水域に入ることもある。 |
食性 |
サメの仲間ではきわめて貪欲な種類で、魚類やウミガメ、甲殻類、哺乳類、鳥類などを捕食する。ヒトに危害を加えることもある。オオメジロザメやヨゴレと並び危険とされる。 |
地方名 |
サバ(鹿児島県奄美大島) |
その他 |
日本では琉球列島などで漁獲され、肉は練製品や各種料理、鰭はフカヒレ、肝臓からは肝油をとる。イタチザメ属魚類は、本種1種のみからなる |
食味レビュー |
食味レビューを投稿する
|
日本 沖縄県 美ら海水族館(サメ博士の部屋の水槽)
日本 沖縄県 美ら海水族館(サメ博士の部屋の水槽)